07/05/09 00:42:21
消費者物価の動向を調査しているトリルビー・ランドバーグ社のレポートによると、
5月7日現在の全米のガソリン小売価格平均はガロンあたり3ドル7セント=リッターあたり97.2円
となり、先週と比べて20セント上昇。
これは史上最高値で、しかも夏のドライブシーズンを控えた今、
ガソリンは更に価格上昇の傾向にある。
全米でもっともガソリン価格が安いのはサウス・カロライナだが、最も高いサンフランシスコでは
すでに4ドルを超す価格のガソリンスタンドも出現している。
これまでの最高値は2006年8月11日に記録したガロンあたり3ドル3セント。
しかしこれは夏休み中のガソリン消費ピークの数字だ。今年はこれを上回ることは確実と見られる。
こうした傾向が続けば消費者のSUV、ピックアップトラック離れはますます顕著になるのは
避けられない。同時にエコの観点からも、米ビッグ3にはかつてないほど小型車、エコカーへの
取り組みの遅れが指摘されている。
今週は民主党の大統領候補、バラク・オバマ氏が、デトロイトで「アメリカは2020年までに海外への
石油依存を20%削減する必要がある。デトロイトはそのための取り組みを充分に行っていない」と
演説するなど、プロダクトラインの早急なシフトを訴えた。
◎ソース response
URLリンク(response.jp)