07/05/08 12:52:11
横浜・みなとみらい21(MM21)地区の28街区に計画されている大型複合商業施設について、
事業主体の不動産賃貸テーオーシー(東京都)が七日、高級ホテル「ホテルニューオータニ」や
オフィス、県内最大級のシネマコンプレックス(複合映画館)などが入居すると明らかにした。
八月に着工し、横浜開港百五十周年に当たる二〇〇九年九月のオープンを目指す。
開発予定地は、JR桜木町駅前の横浜市中区桜木町一丁目の約一万八百平方メートル。
地上十九階建て地下一階で、総床面積十万八千四百平方メートル。高さは制限の百メートルに近い
約九十五メートルとなる。総事業費は四百億円。
新ビルは、横浜港に向けて緩やかな弧を描くような曲線形が特徴。高層階は「ホテルニューオータニ」
が入居するホテル棟(十~十九階)と、オフィス棟(十~十七階)に分かれる。
同ホテルの県内進出は初めて。
一階から八階までの低層階には、大手映画会社の東映、松竹、東宝が共同出資するシネコンが進出。
県内最大級の十三スクリーン、計三千席もの客席数を誇る規模としている。
併せて、物販や飲食などの店舗、フィットネスクラブなども入居。駅前の立地を生かして若い女性層
を中心に幅広い年代に受け入れられる施設運営を図る。
同地区や周辺では高級ホテルの進出計画が相次いでいる。MM21新港地区には都市型リゾートホテル
が計画されており、「ザ・リッツ・カールトン」との間で最終調整に入っている。
近隣の帝蚕倉庫跡地(中区北仲通)に再開発計画を掲げる森ビル(東京都)も、超高層ビルに
高級ホテルを進出させる考え。
日産自動車や富士ゼロックスなども〇九年の完成を目指して新ビル建設を計画している。
横浜市都市整備局は「開港百五十周年に向けて、MM21地区は建設ラッシュを迎えている」と、
新たな街づくりの加速を期待している。
●事業主体のテーオーシーが明らかにした高級ホテルや巨大シネコンなどが入居する
大型複合商業施設(手前)のイメージ図
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◎ソース 神奈川新聞
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