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日産自動車九州工場、09年度にも年60万台?トヨタ抜き地元首位
[ 2007年05月16日 10時00分 ]
【北九州】日産自動車は九州工場(福岡県苅田町)の年産台数を、09年度以降60万台に引き上げる。
06年度は新車投入が少なく販売台数が減少して約35万台と低迷したが、07年度は新型スポーツ用
多目的車(SUV)「ローグ」など複数の新車効果や、09年2月から生産の一部移管が始まる日産車体
の分を合わせて達成する。実現すればトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)の06年度実績約41万台を
抜き、九州に立地する完成車メーカーで生産台数トップに返り咲く。
日産九州工場の年産能力は53万台。新車投入が相次いだピーク時の03年度にはフル操業で53万台
生産を実現したが、以後は販売が低迷して35万台まで落ち込んだ。日産九州工場の設立は75年と、
九州に立地する完成車メーカー3社(トヨタ九州、ダイハツ九州=大分県中津市)の中で最も古い。稼働
から30年経過し、設備更新の時期に来たため同工場では05?07年度の3年間に毎年100億円超の
設備投資を実施した。「塗装工程などを大幅に見直した。ここ数年の生産台数減少は設備更新の影響もある」
(川瀬賢三工場長)という。
一方、日産車体は08年末までに日産九州工場内に車両生産工場を建設、09年2月から大型ミニバン
「エルグランド」などの生産を始める。これにより両社を合わせた年産能力は65万台に達する。日産では
定時間で60万台を計算しており、「09年度以降の早い段階で実現する」(同)。九州に立地する自動車
メーカー3社の年産能力は日産グループ65万台(09年2月予想)、トヨタ九州46万台、ダイハツ九州
約50万台(07年末予想)と、09年初には160万台を超えることになる。 (日刊工業新聞)
北九州都市圏自動車生産年間150万台ももう目の前に…!!