07/05/07 23:59:36
現代自動車の世界自動車メーカー時価総額ランキングが、海外販売不振の影響で大幅
に下がったことが分かった。
証券先物取引所が7日に明らかにしたところによると、ブルームバーグがまとめた世界の
自動車メーカー株価ベースで、現代自動車の時価総額ランキングは2005年末には7位
だったのが、今月2日終値基準では最下位の16位に落ち込んだ。
2日基準時価総額は145億2900万ドルで、2005年末の211億1700万ドルに比べると31.2%
減少している。
世界自動車メーカー時価総額ランキングに含まれている16社のうち、同期間に時価総額
が減少したのは現代自と日産自動車の2社だけ。ただ、日産自動車は0.9%の下落にとど
めている。
米国や日本のメーカーらはいずれも株価が上がっており、欧州メーカーも勢いをみせて
いる。ランキング首位に立ったのはトヨタ自動車で、時価総額は16.1%増の2174億3000万
ドルと、現代自時価総額の15倍相当を記録した。
現代自の不振は、海外市場で後退を重ねたことが影響した。昨年7月には3.2%まで上昇
した米国シェアは、今年4月現在で2.9%まで落ち込んだ。特に期待されていた中国市場
でも不振を免れず、5%を上回っていたシェアが3月は4.4%、4月には3.8%と、下落を
続けている。
信栄証券のアナリストは、米国市場では円安で日本のメーカーが躍進し、中国では米国と
ドイツ、日本メーカーの価格引下げ戦略に乗り遅れ販売量が減少、こうした現代自の海外
シェア下落が時価総額最下位を招いたと指摘した。
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