【玩具】セガトイズ 当期売上高は152億600万円、純利益は1億1400万円の81%減、お茶犬やムシキング失速 [5/1]at BIZPLUS
【玩具】セガトイズ 当期売上高は152億600万円、純利益は1億1400万円の81%減、お茶犬やムシキング失速 [5/1] - 暇つぶし2ch1:鳥目の梟φ ★
07/05/01 09:25:14
 セガサミーグループの玩具会社であるセガトイズは、4月27日に平成19年3月期の決算を発表している。
昨年、一昨年と好調を続けてきたセガトイズだが、今回は個別決算で増収減益と厳しい決算となっている。
 連結での売上高は152億600万円であった。
また営業利益は3億3300万円、経常利益は2億8400万円、当期純利益は1億1400万円である。

 連結決算は今回初導入のため個別決算で昨期と比較すると、売上高が5.2%の増加に留まったのに対して、
営業利益は66.4%減、経常利益は70%減、当期純利益は81%減となっている。
 売上高が昨年を維持しながら利益が大きく減少したのは、海外販売が増加する一方で国内販売計画が未達に終ったことが大きい。
海外販売は国内に較べて利益率が低いためである。国内販売の未達は、不良在庫の増加を招き在庫処分費が増加した。

 事業別ではファミリーエンターテイメント関連事業は好調で、国内では家庭用星空投影機「ホームスター」シリーズや
女児向けの携帯音楽プレーヤー「サウンドキャリアNeo」が堅調に推移した。
また、海外では定番の「idog」が業績を牽引した。売上高は75億1400万円と前年比でおよそ34%の伸びとなっている。
 また、知育玩具を中心とするエデュテイメント関連事業は、「アドバンスピコ ビーナ」シリーズの幅広い展開を積極的に行った。
しかし、セガトイズによればターゲット層を広げすぎたことからマーケティング効率が低下し、
主要ターゲットに対するソフト訴求が不十分になったとしている。
売上高は24億3300万円で、前年より4%程度の減少となっている。

 事業が不調だったのはキャラクター商品関連のNEWコンテンツビジネス関連である。
定番キャラクターの『それいけ!アンパンマン』こそ順調であったが、そのほか昨年まで業績を支えてきたキャラクターが不調であった。
 自社コンテンツのお茶犬シリーズが前年に比べて大幅に下回ったほか、『甲虫王者ムシキング』は前年比でマイナスとなった。
さらに『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』が計画を下回り、新規に投入した『古代王者 恐竜キング』や『爆丸』が軟調だった。
 これまでの人気キャラクターがライフサイクルの終盤に差しかかっているのに対して、
新キャラクターが立ち上げ初期の段階にありビジネスの端境期になってしまったようだ。
 NEWコンテンツビジネス関連事業の売上高は36億9900万円で、前年比で20%を超える減少となった。
 
 今期は、今年に入ってテレビアニメの放映を始めた『古代王者 恐竜キング』と『爆丸』、
そして視聴率も堅調な新番組『ぷるるんっ!しずくちゃん』の新商品の動向が業績の行方を占ううえで重要になるだろう。
 セガトイズは、平成20年3月期の予想を売上高155億円、営業利益6億1700万円、
経常利益6億円、当期純利益を3億1000万円としている。
このなかにはこの春に大陽工業から譲渡を受け設立したラジオコントロールトイ事業の連結子会社のタイヨーも含まれている。

ソース:URLリンク(animeanime.jp)
セガトイズ URLリンク(www.segatoys.co.jp)
(株価):URLリンク(company.nikkei.co.jp)



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