【話題】大丈夫か日本語--大学なのに中学生レベル6割 !? 、企業も深刻な悩み [07/04/30]at BIZPLUS
【話題】大丈夫か日本語--大学なのに中学生レベル6割 !? 、企業も深刻な悩み [07/04/30] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
07/04/30 12:55:54
「ついに、ここまできたか…」

九州地方の私立短大に勤める講師はそう言って、しばし言葉を失った。
“日本語が通じない現実”に直面したのは昨年秋のことだった。

「ほかの人に比べると話し好きです」「思いやりがある方です」…このような簡単な文章を記した
紙を学生に渡し、イエスかノーで答えてもらった。外向性や協調性などを診断する性格検査だ。

「質問を理解したうえで答えないと正確な結果が出ないので、漢字に読み仮名をふり、分からない
言葉は質問するように伝えた」と講師。

間もなく20人ほどの学生のうち、数人が手を挙げた。

「『怠惰』って何」

「『まごまごする』ってどういう状態?」

想定内の質問もあったが、就職を控えた女子学生が発した言葉には耳を疑った。
「骨が折れる仕事は嫌です」という文章を指さし、「『骨折する仕事』が嫌なのは当たり前。
違う意味があると思ったので…」と首を傾(かし)げたのだ。

「全員の前で、それぞれの意味を伝えたが、多くの学生が説明に聞き入っていた。手を挙げたのは
数人でも、実際分からない人はもっといたでしょう」と、この講師は推測する。

“兆候”は数年前からあったという。講義中の指示や就職活動のアドバイスを、なぜか全く逆の
意味に取り違えてしまう学生が目についていた。

「履修登録の説明書が読み取れないので新年度のオリエンテーションが成り立たなくなっていた。
基本的な語彙(ごい)力がないために、英語ならぬ日本語の理解力やリスニング力が落ちている」

日々学生に接している講師の実感だ。

■often訳しても…「しばしば」って?

学生の日本語の間違いや語彙力低下に戸惑う大学関係者は少なくない。

関東地方のある私立大学では数年前から、日本語表現法の講義内容が様変わりした。
毎回、学生に漢字テストを課すようになったのだ。中学・高校レベルの問題ばかりだが、
空欄が目立つ答案が多いうえに、「診談」(診断)、「業会」(業界)といった誤字も目立つ。

「日本語表現法は、より良い表現を身につけるために『描写の際の視点の絞り方』などを教える講義。
だが、最近は義務教育で身につけるべき表記や語彙、文法すら備わっていない学生が多いため、
従来のやり方では授業が成り立たない」と、担当の准教授は話す。

影響は他科目にも及ぶ。「英和辞典の訳語を説明するだけで時間が取られてしまう」。この大学で
英語学を担当する教授は嘆く。

英文解釈の講義で学生に「often」の意味を調べさせても、「しばしば」はもちろん、
「頻繁に」といった訳語が理解できない。「『よく~する』ではどうか、と聞いても、
『よく』は『good』の意味としてしか認識していない学生すらいる」(教授)

独立行政法人メディア教育開発センターの小野博教授(コミュニケーション科学)が平成16年、
33大学・短大の学生約1万3000人の日本語基礎力を調べたところ、国立大生の6%、
私立大生の20%、短大生の35%が「中学生レベル」と判定された。昨年度の同様の調査では、
中学生レベルの学生が60%を占める私立大学も現れた。

※まだ続きます。


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