07/04/29 20:15:58
問題が指摘されているのは、大手家電販売店「ベスト電器」の埼玉県の狭山店と深谷店です。
2つの店舗では法律でリサイクルが義務づけられているテレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機の
あわせて2400台余りをリサイクルに回すための引き取り場所に運んだ記録がなく
製品の行方がわからなくなっていることが国の調査でわかりました。
家電リサイクル法では、販売店が客から預かったリサイクル料金と使わなくなった製品を
リサイクル施設に引き渡すことが義務づけられていますが、2つの店舗ではあわせて
825万円余りのリサイクル料金を受けとっておきながら適正にリサイクルしていなかった
ということです。
経済産業省と環境省は、2つの店舗の管理がずさんで行方不明の製品が多数に上ることから
家電リサイクル法に違反している疑いがあるとして「ベスト電器」とフランチャイズ契約を結んで
これらの店舗を経営している埼玉県ふじみ野市の「ゲオグローバル」に対し近く再発防止の
徹底などを勧告する方針です。
これについて「ゲオグローバル」は「大量の家電製品が行方不明になっているのは事実であり
原因の調査を行っている。預かったままのリサイクル料金は消費者に返したい」としています。
また「ベスト電器」は「フランチャイズ店を指導する立場にあるので道義的責任を感じている。
今後は指導を強化していきたい」としています。
◎ベスト電器
URLリンク(www.bestdenki.ne.jp)
◎ソース NHK
URLリンク(www.nhk.or.jp)