07/04/26 11:04:58
サムスンSDIの第1四半期は赤字、PDP価格下落響く
プラズマ・ディスプレー・パネル(PDP)製造で世界3位の韓国のサムスンSDIが
発表した2007年第1・四半期決算は、出荷低迷やプラズマテレビ向けパネルの
価格下落が響き、最終赤字となった。
第1・四半期の最終損益は772億ウォン(8332万ドル)の赤字。ロイターがまとめた
アナリストの予想コンセンサス(490億ウォンの赤字)を大きく上回る赤字となった。
前年同期は527億ウォンの最終黒字、前期は323億ウォンの最終赤字だった。
サムスンSDIは、プラズマパネルや従来型のブラウン管の製造を手掛ける。
アナリストは当該セクターで価格下落や不採算な状況が続く見通しからサムスンSDIの
短期間での業績回復は見込みにくい、とみている。
サムスンSDIはPDP生産で2005年は世界トップだったが、生産上の問題や
販売の減少で2006年は松下電器産業とLG電子に抜かれた。
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