07/04/25 23:30:46
社会経済生産性本部が25日発表した「2007年度新入社員意識調査」によると、終身雇用を望む
新入社員が前年比6・1ポイント増の45・9%と急増し、転職してもよいと考えている新入社員の
34・4%(5・3ポイント減)を大幅に上回った。
昨年の調査で、終身雇用派が転職派を初めて上回ったが、今回は挑戦や苦労を避ける新入社員の
安定志向が一段と強まった形だ。アルバイトなどのフリーターに肯定的な意見も過去最低の26・4%だった。
同本部は景気回復を受けて「このところ就職しやすい環境になっているが、かつての就職氷河期の
記憶が生々しい上に、正社員と非正規社員の格差問題への意識も高まっているのではないか」と分析している。
「社内で出世するより起業して独立したい」とする回答は18・3%と4年連続で減少。
「会社の運動会など親睦行事には参加したくない」は14・9%と低水準だった。
調査は今年4月入社の新入社員に3-4月に実施し、2574人から回答があった。
(共同)
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