07/04/24 18:56:27
冷凍食品大手「加ト吉」は２４日、同社と子会社が２００７年３月期までの６年間で、
循環取引など、実際には商品を動かさず伝票上だけで売買する
約９８５億円の不適切な取引にかかわっていたと発表した。
経営責任を取って加藤義和社長（７１）と弟の加藤義清副社長（６６）が同日付で辞任し、
日本たばこ産業（ＪＴ）出身の金森哲治副社長（５８）が後任の社長に就任した。
弁護士、公認会計士で構成する委員会が加ト吉に調査報告書を提出。
これに従い、加ト吉は過去の決算を訂正する。
加ト吉は結果として、この時期に売上高などを実際より水増しして発表していたことになる。
報告書は、同社取締役水産事業本部長（当時）が多くの取引を主導したと認定、
この役員も同日付で辞任した。また取引が長年行われた背景として、
加ト吉の売り上げ至上主義や加藤社長によるワンマン経営があると結論付けた。
◎ソース 47NEWS(共同通信)
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