07/04/23 22:10:59
日本航空が２３日発表した２００６年度の輸送実績速報によると、
国内線が前年度比０・３％増の４３９８万人と４年ぶりに前年度実績を上回る一方、
国際線は同５・１％減の１３４６万人と２年連続のマイナスとなった。
国内線は、ツアーによる団体客の取り込みや割引運賃の拡充で好調だったが、
国際線は不採算路線の廃止で便数を減らしたことが響いた。
ただ、国際線の搭乗率は同１・７％増えた。
ライバル全日本空輸の０６年度実績速報は、国内線が同１・５％増の４５５１万人、
国際線は９・４％増の４３５万人となっている。
２３日に記者会見した日航の西松遥社長は、「国内線はもう少し伸ばしたかったが、
個人客の競争力を回復しきれなかった」と述べた。
また、西松社長は０７年度の資金繰りについて、既に発表済みの５９５億円の融資に加え、
今月中にさらに１１６億円の融資を受け、「０７年度は追加せずに済む」との認識を示した。
◎ソース 読売新聞
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