【企業】ソフトバンク : 変わらぬ大金を浪費する体質--英『エコノミスト』誌 [07/04/18]at BIZPLUS
【企業】ソフトバンク : 変わらぬ大金を浪費する体質--英『エコノミスト』誌 [07/04/18] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
07/04/18 19:24:07
7年前、ドットコムの熱狂の最盛期にソフトバンクの株式時価総額は
ほぼ2000億ドルに達し、アジアで最も企業価値の高い会社になりかけた。
その6年前に上場したばかりの元ソフトウエア販売会社としては、なかなかのものである。

ソフトバンクは当時、米国と日本でインターネット企業に投資し、
巨大で無秩序な企業群を傘下に置く会社に成長していた。
同社株の38%を所有する創業社長の孫正義は、長者番付世界一の地位をビル・ゲイツから
奪いそうな勢いに見えた。
日本の若い起業家にとって「孫さん」は、日本の堅苦しい企業風土への反逆者以上の存在だった。
彼は新時代の救世主だったのである。

時代は移り変わる。早い時期にヤフーに投資した孫氏の判断は大成功だった。
しかし、今もソフトバンクは価値ある日本のインターネットポータル最大手ヤフージャパンの
支配株主ではあるが、同社のその他投資先の大半は無価値なものだった。

■ヘッジファンドと個人投資家・・・投資スタンスが著しく違う

かつて1万9800円の最高値をつけたソフトバンク株は現在、3000円(25ドル)以下で売買されている。
外国のヘッジファンドは、同社の莫大な債務と複雑な事業形態を考慮すると、これでもまだ
株価は過大評価されていると考えており、ソフトバンク株を借りて空売りをかけている。
先々、値下がりしたところで安値で買い戻す狙いだ。

ヘッジファンドと日本の個人投資家の対比は、これ以上ないほど著しい。
孫氏は個人投資家のヒーローであり、個人投資家のおかげでソフトバンクは今なお株式市場で
最も売買される銘柄だ。
ソフトバンクに関して批判的なリポートを書いた何人かのアナリストは、怒った株主から
身を守るためにボディガードに頼らなければならなかった。

バブル崩壊後、ソフトバンクは少なくとも2度、事業を再構築している。
最初は固定電話及びブロードバンド会社として、そしてこの計画が輝きを失うと、
携帯電話運営会社として事業を再構築した。

ソフトバンクが日本で苦戦していたボーダフォンの携帯電話網を買収したのは1年前のこと。
ソフトバンクにブランド名を変えた携帯電話事業は日本の3大携帯電話会社の中で最も小さいが、
全体で1億人強の携帯利用者のうち1600万人を顧客として抱えている。
ソフトバンクはようやく、かなりの規模と相当数の顧客基盤を持つ事業を手に入れたわけだ。

>>2以降に続きます。


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