07/04/12 23:05:19
中国産CPU「龍芯2E」を搭載したデスクトップPCが最近になってリリースされた。
PC以外でも、シンクライアントや、サーバ、POS端末などで龍芯2Eを搭載した製品が発表されている。
龍芯2E搭載PCをリリースしたメーカーのひとつ「龍夢科技」は、「1000台限定」「価格1599元」で
すでに完売したという。それを信じるならば「順風満帆」の出だしといえるだろう。
(中略)
中国の科学院が国家技術の誇りと認定した龍芯2Eを当の中国人はどのように評価しているのだろうか。
中国で普通に生活していると「龍芯」なんて言葉はまったくもって聞くことがない。
筆者の周りの中国人に聞いても「なんですかそれは」という反応であり、
筆者が龍芯について説明すると「頑張って欲しいとは思う」という、どうにもこうにも
とらえどころのない無難な反応が返ってくるのみであった。
ニュース系Webサイトで紹介された龍芯記事のコメント欄には「中国産だから応援する」
「中国のアップルになれ」という書き込みが並ぶが、「俺は買うぜ」という言葉は確認できなかった。
「動作クロック3GHzのローエンドCPUが出ているご時世に、いまさらPentium 4/1.5GHz相当で
対応するOSがLinuxだけじゃぁねぇ……」というのが購入をためらう理由だろうか。
賞賛する書き込みがある一方で、2006年にいくつもの中国科学技術プロジェクトが頓挫しているためか、
「はいはい、またいつものね」という中国では今までなかった冷ややかなコメントも見かけた。
龍芯2Eは期待する人々を裏切らず、かつ裏切られた人々のハートを取り返すことができるだろうか。
(中略)
産学界が全人代で頭を下げた数日後に、インテルが中国の大連で同社のチップセットを生産する
300ミリウエハ製造工場「Fab 68」を新たに建設することが報じられた。
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