07/04/12 22:35:37
労働組合が地域スーパーを救った―経営側が閉店方針を打ち出していたサニーマートの
「マルシェ升形店」(高知市上町1丁目)を同社労働組合が、自主経営で再スタートさせることが10日分かった。
組合員の安定雇用などを目的に社側と交渉、同社も地域貢献の観点から商品供給面などを
バックアップすることで合意。順調なら7月に名称を変えた新店がオープンする。
関係者によると、労組が自社店舗の経営を引き継ぐこうしたケースは全国的にも極めて珍しいという。
同店は売り場面積が約350平方メートルで、チェーン店の中でも規模が小さく、厳しい経営環境の中で
競争力が低下。ずっと赤字経営だったため、昨年夏ごろに同社が閉店方針を労組に伝えた。
会社側は従業員を他店に異動させる方針だったが、組合側は約20人いるパートの組合員について、
「異動しても結局過剰人員になり、多くは自ら辞めていく可能性が高い」と懸念。
一方で「会社側の経営の厳しさ、苦しみも分かる」と苦慮。その状況下で、絞り出した答えが
組合自ら店を運営することだった。
「これまで組合として経営に関する提言もしてきており、それを実証してみたい思いもある。
一度自分たちで経営リスクを背負ってみようと決断した」(武政委員長)。
未知の取り組みだけに組合内でも不安の声はあったが、最終的に昨年11月の定期大会で
同店の経営に挑戦することが決まった。
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