07/04/12 22:03:31
トヨタ自動車は、排気量が2500ccと2700ccの中型車向け主力エンジンを開発し、
08年夏に国内市場に投入する。
現行の2000cc、2400ccの直列4気筒ガソリンエンジン「AZ」に代わる新型エンジン。
排気量を高めながら、走行燃費も5―10%向上する。国内のほか、北米市場向けにも
09年初に投入する。2000cc級の主力エンジンの更新は、01年以来7年ぶりとなる。
新型エンジンの呼称は「AR」。
08年7月投入予定の国内向け新型車への搭載を皮切りに順次、採用車種を広げる。
新エンジンには、エンジン回転数と負荷に応じた最適なバルブタイミングを連続制御する
新機構を採用する。排気量を高めながらも、現行エンジンより低燃費のクリーンな
ガソリンエンジンを実現する。
現行のAZエンジンは、中型セダン「カムリ」やスポーツ多目的車(SUV)「RAV4」などの
主力車に搭載されるエンジン。同エンジンの組み立てで現在、10本以上の生産ラインが稼働。
上郷工場(愛知県豊田市)、米ケンタッキー工場(ケンタッキー州)、中国・広州工場(広州市)など、
広く国内外で生産している。
このため今後、新型エンジンへの切り替えには、数百億円規模の更新投資が見込まれる
ことになりそうだ。
トヨタは昨年、AZよりも排気量の小さい1800ccの「ZZ」エンジンを一新。
「ZR」と呼称を改め、06年10月に発売した小型車「カローラ」の新型車に搭載するなど、
燃費性能を高めた新型エンジンへの更新を進めている。
2010年までには、旧型のガソリンエンジンはすべて一新する方針で、ハイブリッド車の新車種投入など
と合わせ、環境対応を加速する。
ソース
URLリンク(www.nikkan.co.jp)
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