07/04/11 21:25:00 BE:185940443-2BP(111)
マグネシウム合金の鋳造で不可欠とされてきた気体「SF6」を使わずに鋳造する技術を、
三協立山アルミ(高岡市)が世界で初めて開発しました。
SF6は地球温暖化への影響が、二酸化炭素の23900倍もある気体だけに、この技術開発が
地球温暖化防止に大きく寄与するものとされています。
軽くて丈夫なマグネシウム合金は、ノートパソコンや携帯電話に使われる素材として、
急速に需要が高まっている反面、非常に燃えやすいため、鋳造段階では空気と遮断するために
SF6が不可欠とされ、量産による地球温暖化への影響が懸念されていました。
三協立山アルミによりますと、今回開発された技術は、マグネシウム合金にカルシウムを
加えることで燃えにくくし、SF6を使わなくても鋳造を可能にしたもので、量産レベルで
このような鋳造技術を確立したのは、世界でも初めてだということです。
三協立山アルミ・グループでは、既にこの技術を使った商品開発を進めており、6月に独立する
「三協マテリアル」での事業化を目指します。
ニュースソース
URLリンク(www.tulip-tv.co.jp)
「SF6フリー高機能発現マグネシウム合金組織制御技術開発プロジェクト」について
(三協立山アルミホームページ内)
URLリンク(www.sankyotateyama-al.co.jp)
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