07/04/06 18:03:09 BE:61980522-2BP(111)
内閣府が発表した2月の景気動向指数速報は、先行指数が30.0%(1月改訂確報値40.9%)、
一致指数が16.7%(1月同45.0%)、遅行指数が0.0%(1月同70.0%)だった。
先行指数は4カ月連続で50.0%を下回った。
内閣府は一致指数でみた足元の景気の基調を「2カ月連続で50.0%を下回る等、足元弱含んでおり、
今後の動向には注意を要する」とし、これまで20カ月続いた「改善を示す水準にある」の判断から
下方修正となった。
一致指数は、判明している9系列のうち、生産指数(鉱工業)など7指標の変化方向がマイナスとなった。
先行指数は4カ月連続で50.0%を下回った。
先行指数は判明している10系列のうち、鉱工業生産財在庫率指数や新規求人数等の7指標の
変化方向がマイナスとなった。
内閣府によると、3月の先行指数は判明している4系列のうち、日経商品指数(42種総合)と
長短金利差がマイナス、東証株価指数と中小企業売上げ見通しDIがプラスとなっている。
景気の量的な動きをみるCI(コンポジット・インデックス)の一致指数は111.9で、1月の112.2から低下し
2カ月連続の低下となった。
先行指数は102.5で1月の103.2から低下で2カ月ぶりの低下。遅行指数は125.6で1月の129.0から低下した。
景気判断は下方修正となったが、エコノミストからは
「景気がこの先どんどん悪くなることを示唆するものではないとみる」
(三井住友アセットマネジメント・チーフ・エコノミスト・宅森昭吉氏)、
「4─6月期には一致指数が50%を上回る月が多くなる。景気減速は小幅かつ一時的となる可能性が高い」
(みずほ総研・シニア・エコノミスト・山本康雄氏)との声が出ている。
景気動向指数は、生産や消費、雇用、金融市場データなどを3カ月前と比較して改善したか悪化したかを
プラス・マイナスで示し、採用指標のうちプラスの指標がいくつあったかの割合を示したもの。
50%を超えれば景気が拡大方向にあることを示す。
ニュースソース
URLリンク(www.worldtimes.co.jp)
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