07/04/04 19:02:59
新年度の実質的な業務がスタートした2日、香川県内の多くの企業で入社式が行われた。
戦後最長の景気拡大や団塊世代の大量退職を背景に「売り手市場」で採用された新入社員
に対して、企業経営者の訓示からは常に挑戦を続ける姿勢を求めるとともに、基本の
大切さを説く声が目立った。主なトップのあいさつを紹介する。(順不同、3月31日実施分を含む)
■長い時間軸で物事考えよう
常盤百樹・四国電力社長 二つのメッセージを皆さんに伝えたい。一つは長い時間軸で
物事を考えよう。もう一つは真のプロを目指し、自らを客観視するモノサシを持とう。
常に社会の動きやお客さまの声に耳を傾け、その切り口から見た今の自分、今の仕事を
再評価し続ける意識と行動を習慣化してほしい。
■鉄道の仕事の根幹は安全だ
松田清宏・JR四国社長 鉄道の仕事の根幹は安全。安全は「当たり前のことをちゃんと
する」積み重ねで確保されると肝に銘じ、輝く鉄道人生をスタートさせてもらいたい。
自分の選んだ道を、自信を持って着実に進んでほしい。その先に素晴らしい人生が開け、
四国と皆さんが輝ける存在になると確信している。
■好奇心旺盛にチャレンジを
西邑省三・NTTドコモ四国社長 これからは事業内容を大きく変革していくことが必要。このような時期は、皆さんの柔軟な発想と行動力が大切だ。企業人
としての自覚と責任を持ちつつ、新たな価値を創造し、誰にも負けない専門分野を身に
付け、失敗を恐れず、好奇心旺盛に目標へチャレンジしてほしい。
■責任と誇りを持ち努力して
加藤義和・加ト吉社長 企業間でも格差が広がる中、社是の「企業の繁栄を通して社会に
奉仕する」の考えの下、皆さんの力で会社を発展させ、社会に貢献してほしい。そして、
当社グループの社員として責任と誇りを持ち、入社してよかったと言えるよう誠心誠意
努力して、悔いのない人生を歩んでもらいたい。
■社会人として基本しっかり
鴻池正幸・大倉工業社長 事業環境が大きく変化する中で、メーカーとして生き残る
ために、当社は技術優位の会社、コンプライアンスの徹底や内部統制の充実など、
当たり前のことがきちんとできる会社を目指している。まずは、あいさつや言葉づかい
など、社会人としての基本をしっかりと身に付けてほしい。
■大競争の時代地域に貢献を
中山芳彦・マルナカ社長 流通業は大競争の時代。地域に密着し、貢献し、お客さまに
支持いただけるように頑張らなければならない。そのために、お客さまの立場になり、
素直に実践し、日々レベルアップを目指してほしい。そして、小さくてもダイヤモンド
のように輝く商人(あきんど)になってもらいたい。
まだ続きます。とりあえずソースは
URLリンク(www.shikoku-np.co.jp)