07/04/03 14:22:24
「姿三四郎」「生きる」など、故・黒澤明監督の映画8作品を廉価版DVDで
販売するのは著作権の侵害だとして、製作会社の東宝が2日、DVDの販売会社に
販売中止を求める訴訟を東京地裁に起こした。
8作品の廉価DVDはコスモコンテンツ(本社・東京)が販売している。
東宝は黒澤作品のDVDを1本あたり約6000円で売っているが、コスモ社は約千円。
東宝は差額で生じた被害を1500万円と推算している。
映画の著作権保護期間は旧著作権法では「著作者の生前に公表された場合、
著作者の死後38年」だったが、71年から「公表後50年」に改まった。
東宝は、先の8作品は70年以前の公開なので旧著作権法が適用され、
98年死去の黒澤監督の場合、著作権は2036年まで存続すると主張。
コスモ社に販売中止を文書で申し入れたが、「黒澤作品は公表後50年たっており
著作権は満了した」と返答があったという。
両社の著作権法の解釈は食い違うが、文化庁著作権課は「訴訟になる事例は
聞いたことがない」という。コスモ社は「訴状が届いておらず、担当者も不在で
現時点では答えられない」としている。
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