07/04/03 13:35:04
AV家電やファッション、宝飾品のインポートブランドを扱う「キムラヤ」の一部店舗で、
高級宝飾ブランド「ブルガリ」の「偽造物」が販売されているとして、ブルガリ本社
(ローマ)から指摘されていたことが30日分かった。指摘は2度にわたり、キムラヤ
では当該商品を全店舗店頭から即時回収したものの、「偽物か否か調査中」としている
が、30日、購入者からの回収を開始した。
同社に対し、昨年8月14日、同社の渋谷東口店(昨年7月閉店)で販売されていた
限定版ペンダント「ビーゼロワン ヘッド&チェーンセット ピンクゴールド」
(正規価格16万8000円を11万円前後で販売)が偽物と指摘する通知書がブルガリから
届いた。
クリスマス目前の12月19日には、新橋本店の「ビーゼロワン リング(Sサイズ)
ホワイトゴールド」(同11万円を6万円前後で販売)も「ニセモノ」と指摘する
通知書が送達された。
ブルガリ側は2度の通知書で、指摘した商品について「通知人(=ブルガリ)により、
あるいは通知人の許諾に基づき製造されたものではない」とし、
(1)全店舗の販売即時中止と在庫品の保管
(2)仕入れ業者の情報開示-などを要求。
さらに、誠意をもって対応しない場合、法的措置を取ることも検討すると警告した。
キムラヤは全店舗の当該商品を即時回収するなどブルガリの指示に従ったが、購入者への
通知や来店客への説明はしていなかった。
同社商品部の鈴木栄雄部長は「本件の対応は当社が加盟している日本流通自主管理協会
に一任し、協会の指示のもとで動いている」とし、「協会も当社も偽物とは思って
いない。現在、協会がブルガリに問い合わせて調査中。我々はその結果を待って然るべき
対応を取る」と説明する。「ニセモノ」と指摘された商品の販売個数や店頭回収した
在庫数も、「把握が困難で明らかにできない」としている。
一方、キムラヤに対応を指示した日本流通自主管理協会事務局の姉川博氏は、
「本社から内容証明が届いても、すぐに偽物と判断するわけにはいかない。白黒はっきり
する前に消費者に情報開示すれば、余計な混乱を招くだけだと判断し、キムラヤにも
開示を待つよう指示した」と“隠蔽”を否定。さらに、「キムラヤ同様、他の小売店にも
通知が届いているが、同じ指示を出した」と明かす。
ブルガリは「現在手続き中のため、個別の案件に関してはノーコメント。ただし、偽造品を
流通させる業者に容赦はしない。法的措置も辞さない」と代理人のTMI総合法律事務所を
通じてコメントした。ブルガリの日本法人・ブルガリジャパンも「当方はあくまで
本社の決定を伝える中継的な役割。本社が明らかにできないことはお答えできない」
としている。
キムラヤは30日、当該商品取り扱い全店舗で、購入者からの商品回収を開始。
「商品をお持ちになられた場合は、1週間ほどお預かりし、協会の現行基準で鑑定、
本物ならご返却、判断が付かない場合はご返金とさせていただく」(鈴木部長)。
協会でも問い合わせに対応する。
途中ちょっとずつ省略しました。ソース全文は
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
依頼を受けてたてました。