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■<韓米FTA妥結>日本や中国も大きな関心
韓米FTA妥結に日本と中国が大きな関心を見せている。 北東アジア3カ国のうち韓国がまず米国と
手を結んだことで、自国の位置づけを懸念しているのだ。 しかし7月に参院選を控えた日本では、米国や
中国とのFTAは言葉にも出せないのが実情である。 中国は韓国とのFTA推進に非常に積極的だ。
◇日本=政府や産業界では、一部の品目の対米輸出が影響を受ける可能性があるとし、警戒の声が
出てきている。 ある政府関係者は「家電製品市場で日本企業が不利になる」と語った。 国際経済交流
財団の畠山襄会長は「韓国製品は関税がなくなり、日本は4%ずつ払うことになれば、日本企業が韓国に
工場を移転するケースもでてくるかもしれない」とし「米国に続いて欧州連合(EU)とも交渉に入る韓国に
ずっと後れをとることになれば困る」と語った。
産業界でも「日本も米国や韓国など貿易量が多い相手国とのFTA締結を急ぐべきだ」という声が出てきて
いる。 日本経済団体連合会(経団連)は今年1月、米国の経営者団体と共同で米日FTAを含む包括的
経済連係協定(EPA)締結のための交渉を催促する声明を発表した。
2日付夕刊1面で交渉結果を詳しく報道した日本経済新聞など主要新聞は韓米FTAを大きく取り上げた。
日本経済新聞は「協定が発効すれば韓米間の経済交流拡大に弾みがつくほか、政治的にも揺れた同盟
関係の再構築に寄与する見込み」と伝えた。 また「FTA戦略で出遅れたという感じの日本の通商政策にも
影響を及ぼしそうだ」とし「アジアの経済大国である日本と中国の間に埋れるかもしれないという危機感が
強い韓国は、東アジアでFTAハブ国家としての存在感を誇示する戦略で動いている」と伝えた。
シンガポール、メキシコなど3カ国とFTAを発効中の日本は現在、オーストラリアおよび東南アジア
国家と交渉を進めている。 しかし貿易量が多い米国や中国とのFTA交渉は農業市場開放問題が絡み、
本格議論さえ行われていない。 日本政府の関係者は「参院選(7月)を控えた時点であり、言葉にも
出せない雰囲気」と語った。 韓国とは第6回交渉まで終えた状況であり、水産物分野の関税撤廃問題
などで交渉が中断した状態だ。
(後略)
■ソース(中央日報) 2007.04.02 18:53:59
URLリンク(japanese.joins.com)