07/03/31 03:18:01
西日本鉄道は、宮地岳線の西鉄新宮―津屋崎間（９・９キロ）を３１日限りで廃止する。
同日は同区間を無料で運行、通常の最終電車の後に臨時電車３本を運転するなどして別れを惜しむ。
同線は１９２９年、当時の博多湾鉄道汽船が福岡市内の和白以南を開通させたのが始まり。
翌年には宮地岳まで延びた。４２年の５社合併による西鉄発足で西鉄に引き継がれ、
５１年に津屋崎まで延伸され、現在の形になった。
だが、自動車の普及やＪＲとの競合などで利用者が減少。
８６年、貝塚駅で福岡市営地下鉄と接続したことで一時、利用者は増えたが、
長期的な減少傾向は変わらなかった。
３１日は、津屋崎午後１０時３９分発の通常の貝塚行き最終電車の後、
同駅同１１時２２分と同４１分、午前０時２０分発の３本の臨時電車を運行する。
同駅では午後１１時５０分から最終電車の出発式が行われ、長尾亜夫社長らが最後の電車を見送る。
同線は４月１日から、貝塚線と改称され、貝塚―西鉄新宮間（１０・９キロ）の運行となる。
廃止区間には、並行して路線バスが運行される。
■ソース
読売オンライン[URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)（2007年3月30日 読売新聞）
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