【企業】包装容器メーカー「テトラパック」 生産基地を韓国から撤退 中国・日本工場は維持[2007/3/30]at BIZPLUS
【企業】包装容器メーカー「テトラパック」 生産基地を韓国から撤退 中国・日本工場は維持[2007/3/30] - 暇つぶし2ch1:依頼@芋の煮っ転がされφφ ★
07/03/31 02:48:01
 スウェーデンの大手食品・飲料包装容器メーカーのテトラパックが
韓国に生産基地を移転してから21年、このたび驪州工場を閉鎖し、撤退する方針を決定した。

 テトラパックのデスモンド・ジョセフ北東アジア・オセアニア地域本部長は28日、
「本社で、韓国生産法人のテトラパック驪州有限会社を閉鎖し、
販売・マーケティング法人のテトラパックコリアのみを運営することを決定した」と話した。

 テトラパック驪州は9日、工場閉鎖方針を従業員111人全員に通告し、
現在は労組と退職金、転職支援サービスなどについて交渉を行っている。

 ジョセフ本部長は京幾道驪州工場の閉鎖理由について「グローバル生産基地を
再編するにあたり決定した。中国と日本工場は維持する」と話した。

 テトラパックは牛乳パックなど4面になった紙容器や包装機械を
生産するメーカーで、世界各地に57の支社と48の生産拠点を展開している。
2005年基準の売上高が81億ユーロ(約10兆1400億ウォン=約1兆2604億円)を計上するグローバル企業だ。

 会社側は工場閉鎖と労組の関連を否認したが、同社の労組交渉に参加したことのある労働部関係者は
「労組が毎年無理な要求を突きつけたことから、墓穴を掘った側面がある」と話した。
韓国の高い賃金水準と労組などの企業環境が競争国に比べて良くないと判断した
多国籍企業が韓国に魅力を感じなくなり、撤退したという説明だ。

 驪州工場は年間25億個のパックを生産しているが、そのうち45%を日本に輸出している。
しかし、昨年韓国で生産された製品の品質に対し、日本の消費者たちからの苦情が絶えなかったことから、
テトラパック本社は日本への輸出製品もすべて日本国内で生産することに決定した。

 ところが、半分近い市場を失うという危機的状況にもかかわらず、
労組は19%の基本給引き上げ案を会社に要求した。

 会社は労組とストを行わないという平和協定を結び、
他社の労働争議に加わらないよう求めたものの、労組はこれを拒否した。
昨年5月に始まった賃金交渉は1年近く経った今でも妥結されていない。

一方、労組は「会社が工場閉鎖を早々に決定し、品質問題で揚げ足を取り輸出量を日本に回した」と主張した。

 民主労総化繊連盟所属の同社労組は2003年夏、1カ月にわたり長期ストを行った。
奇しくも03年、テトラパックと同じ時期に激しい労働争議を起こしたレゴ・コリアは05年、
製薬メーカーのロシュは06年にそれぞれ韓国工場を閉鎖、撤退した。

 キム・ギデ壇国大教授は「労使関係が不安になると品質と納期を確保できなくなることから、
グローバル企業がこうしたリスクを回避しようとしたのでは」と話した。
【チョ・ジュンシク記者】

■ソース
朝鮮日報/朝鮮日報JNS()[記事入力 : 2007/03/29 12:37:36]
URLリンク(www.chosunonline.com)


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