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米セントルイス大学のシェリー・ミンティア教授らが、砂糖を動力とする燃料電池を開発した。
炭酸飲料から樹液まで、糖分が含まれた液体であれば何でも利用でき、1度の充電で
リチウムイオン電池の3倍から4倍持続するという。研究成果は3月25日、米国化学会(ACS)
第233回全米会議で発表された。
ミンティア教授はプロトタイプとして切手サイズの電池を用い、電卓を動かす実験に成功した。
今後の実験で性能向上が認められれば、3年から5年で実用化できるとミンティア教授は言う。
これまでの実験で、同教授は電池の動力源としてブドウ糖、気の抜けた炭酸飲料、粉末飲料を
水に溶いたもの、樹液を使用、成功している。最も充電能力が高かったのは普通の砂糖を水に
溶いたものだった。
ITmedia
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