07/03/09 15:49:10
「DVD自動レンタル機」が、地下鉄の駅構内やコンビニエンスストア、
マンションなどで普及し始めている。低価格や利便性が魅力のようだが、
拡大に向け、課題もあるようだ。
■延滞ほとんどなし
「人件費や設置費などのコストが抑えられる分、24時間で150?円と
比較的安い設定が可能になりました」
こう話すのは、新宿や六本木、麻布十番など都心の地下鉄10駅内に昨年8月、
DVD自動レンタル機を設置した「アスタラビスタ」(東京)広報宣伝部
マネジャーの上田新(しん)さん。
2月までに15駅16カ所に拡大。東京以外にも岐阜や千葉、長野にも進出し、
スーパーやマンションの共有部分、オフィスなども合わせると計23カ所まで
広がった。
24時間を超えると延滞料金が発生するが、「通勤や通学、買い物途中に
利用できる場所にあるので24時間以内に返却する方が多く、延滞は
ほとんどない」と上田さん。「気軽に借りられる」と、利用客にも好評で、
スタート時に531人だった会員数は、1月に約5500人まで拡大した。
今月も都内の銀座や明治神宮前など14駅で増設するという。
■参入企業次々と
DVDレンタル機の設置に乗り出す企業も増えてきた。
東京都渋谷区ではDVD自動レンタルショップ「MOVIEBANK」が昨年12月
にオープンした。こちらは6時間で105?円、24時間で249?円と、
時間単位で料金を設けている。
運営する「ムービーバンク・ジャパン」(東京)は、来年度に全国200店舗
達成を目指している。大口弘孝社長は「身近なところで借りられるように
店舗数を拡大したい。直営とフランチャイズの両面から全国展開を目指す」
と意気込む。
また、伊藤忠商事グループの「VCJコーポレーション」(同)なども都内の
コンビニエンスストア「ファミリーマート」で、昨年12月からレンタル機の
設置を始めた。現在は6店舗で試験運用をしている。
このような動きを、競合するレンタルビデオ店ではどう受け止めているのか。
レンタルビデオ大手「TSUTAYA」(同)商品本部長室の高橋祐太さんは
「こちらは便利なだけではなく、さらに提案性のある売り場や、利用客との
コミュニケーション環境を提供していくことが使命だと感じています」と、
その違いを強調する。
まだ続きます。とりあえずソースは
URLリンク(www.sankei.co.jp)