07/03/09 11:02:54
日本貿易振興機構(ジェトロ)はあす10日から、上海市内のデパートで「牛乳・乳製品フェアin上海」を開催する。
中国で今回のような大規模の日本産の牛乳・乳製品の試験販売が行なわれるのは初めて。
中国で乳製品輸入(金額ベース)に占める日本産のシェアは1%にも達しておらず、
今回の官民を挙げた取り組みをスタートラインとし、輸入増の足がかりにしたい考えだ。
メードインジャパンが今後、どれだけ中国の消費者に受け入れられるか。
今回のフェアは巨大消費市場取り込みの大きなカギを握っているといえそうだ。
牛乳・乳製品フェアが開催されるのは上海市南京西路にある久光百貨店の地下食品売り場。
北海道から九州までの9企業・団体、44銘柄の日本産牛乳・乳製品が試食試飲・即売される。
大部分の商品が中国本土に初めて輸出されたものだという。会期は今月25日まで。
中国海関(税関)の統計によると、日本からの牛乳・乳製品の輸入額は1998年の28万米ドルから
06年には147万米ドルと5倍以上の伸びを示した。
ただ、全体の輸入額は8,500万米ドルから5億6,000万米ドルと約7倍拡大しており、
急伸する巨大消費市場で日本産牛乳・乳製品の存在は逆に目立たなくなっているのが実情だ。
ソース:URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)