07/05/08 16:25:01 eD3UwS0r
三菱東京UFJ、名古屋の貸し出しシェア3割切る
名古屋市内にある銀行店舗の貸し出しシェアで、三菱東京UFJ銀行が初めて3割を切った。
三菱東京UFJ銀が自治体向け融資などを減らす一方、三重、百五、大垣共立などの愛知県外の
地銀が攻勢をかけ、シェアを伸ばした。「企業は借り入れを極力控える傾向が強い」との見方も
あり、日銀の利上げ後も、貸出金利が抑えられる一因になっている。
名古屋市内に拠点を置く39行を対象に、名古屋銀行協会が集計したところ、市内店舗の融資残高は
3月末で11兆9000億円と前年同期比1%増にとどまっている。この中で地銀9行(名古屋、愛知、
中京、十六、大垣共立、岐阜、百五、三重、第三)のシェアは35.8%で、同1.2ポイント上昇した。
融資額を同12%増やした百五銀行では「貸し出しを含む法人の幅広い需要をとらえるため、営業を
強化した」という。
三重銀(三重県)は18%、百五銀(同)は12%、大垣共立(岐阜県)は10%、それぞれ融資残高を
上積みした。愛知県内の名古屋、愛知、中京の各行増加率は1-2%。近接する三重、岐阜県勢が
名古屋で勢力を着実に伸ばしている。
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