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社説:バイオガソリン いいことずくめではない
バイオエタノールを混合したガソリンの試験販売がスタートする。10年度までに全国で販売される予定だ。
地球温暖化対策の一環だが、問題もある。
トウモロコシやサトウキビなどの植物は二酸化炭素(CO2)を吸収して成長する。こうした植物を原料とした
エタノールなどバイオ燃料を燃焼させても、そこから出るCO2は京都議定書で定めた削減対象とはならない。
(中略
世界最大の食料純輸入国の日本は欧米とは事情が違う。バイオ燃料の自給は難しく、欧米並みの水準に
利用を拡大するのは容易ではない。
バイオ燃料はCO2排出の抑制という点からは望ましい。しかし、それに伴う弊害もある。廃材や枯れ草などを
利用したバイオ燃料の研究を進め、食料用の農産物の大量消費につながらないようにすべきで、それが
可能になるまでは、バイオ燃料の利用拡大には慎重に対応すべきだろう。
毎日新聞 2007年4月27日 0時23分
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
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