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三菱ＵＦＪ証券、米国法人で「無資格」経営、隠蔽 金融当局が調査中
三菱ＵＦＪ証券の米国現地法人で、前ＣＥＯ（最高経営責任者）が法令で定められた
「内部管理責任者」の資格を取得せず、一定期間、無資格でＣＥＯ職に就いていたことが25日
明らかになった。米金融当局向けに虚偽の組織図を示すなどして、無資格状態を意図的に
隠していた疑いも浮上している。米当局が調査中で、前ＣＥＯらには米証券取引法違反などとして
罰金などの処分が下される公算がある。
この問題はニューヨークにある三菱ＵＦＪ証券の100％出資子会社の「三菱ＵＦＪ
セキュリティーズ」の内部調査で発覚した。3月までに米証券取引委員会（ＳＥＣ）や
全米証券業協会（ＮＡＳＤ）に報告済みで、日本の金融庁も把握しているもよう。
三菱ＵＦＪ証券は前ＣＥＯを3月に解任し、新体制のもとで当局への対応を進めている。
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)