07/04/14 11:03:58 JJ4diK45
エコカラーで異彩放つホンダ、成績は不振…F1世界選手権
自動車のF1世界選手権で、車体からスポンサーロゴを消し、
地球環境保護を訴えるカラーリングを施したホンダのマシンが、異彩を放っている。
大スポンサーを獲得できなかったからさ、と皮肉る声もあるが、新たな試みと評価する声も多い。
年間数百億円の経費がかかると言われるF1チームの財政を支えてきたのが巨大スポンサー。
だが、その中心として君臨してきたたばこ産業が昨季限りで大半は撤退した。
ホンダの主スポンサーだったブリティッシュ・アメリカン・タバコ社との契約額は推定で年間約60億円。
チームのニック・フライ代表は「たばこが消えてスポンサーへの考え方が変わった。
あれほど大きなお金を出してくれるところはないし、これまでと同じようにはいかない」。
交渉先として航空会社や家電メーカーが取りざたされたが、まとまらず、
関係者によるとロゴなしの方針が固まったのは昨秋だったという。
これまでのスポンサーは「パートナー」と名を変え、ロゴの露出ではなく、
マシンの写真を使っての環境保護キャンペーンなどの利用ができる仕組みだ。
日本から参戦するホンダ、トヨタの資金力は、強豪、ルノー、フェラーリなどをしのぐともいわれる。
親会社の本業が好調なことが、チームを支える。ホンダの新しい試みは他チームに波及するのか、
それともスポンサー資金に頼らずともチームの屋台骨が揺るがないゆえの強みなのか。
今週末は第3戦バーレーンGP(決勝15日)が行われる。ホンダは、鮮やかな車体カラーとは裏腹に、
開幕2戦で入賞(8位以内)がゼロと不振にあえぐ。
今は何よりも、実力で話題を集めたいところだ。(ロンドン、千葉直樹)
4月13日読売新聞
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
地球のイメージが描かれたホンダのF1マシン(第2戦マレーシアGPで)=AP
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