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光岡自動車:大蛇お目見え 1号車を出荷 /富山
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富山市掛尾町に本社を置く光岡自動車(光岡章夫社長)が約5年をかけて開発してきたオリジナルスーパーカー「大蛇(オロチ)」の第1号車出荷式が20日、同市婦中町横野の工場で行われた。
大手自動車メーカー以外では国内唯一、オリジナルカーの製造、販売を行っている同社として、3台目のオリジナル。
性能やスピードよりも、高いデザイン性と手作りの希少性をコンセプトとし、大蛇をイメージした力強い流線型のボディーが特徴。車体価格は1050万円で400台限定。
01年の東京モーターショーにモデル車を出展し、翌年には市場販売に向けて開発に着手。昨年10月に東京で正式発表し、注文を受けてきた。
ボディー、シャシーなどほとんどが職人の手作りのため、年産約50台。現在までに50台の予約があるため、今後の納期は1年待ち。中には海外からの注文もあるという。
出荷式では光岡社長が「ファッションスーパーカーの日本のブランドとして、海外にも広がるよう努力したい」とあいさつした後、黒い車体のオロチが流れるように登場。
兄で創業者の光岡進会長から、開発に携わった13人の社員に花束が贈られた。
第1号車はショールームに展示され、一般向け出荷は24日から。
デザインを手がけた青木孝憲さん(31)は「今日が出発点。これからも夢を感じられる車を作り、個性のあるパーソナルカーを少量生産していきたい」と話していた。
問い合わせは同社(076・494・1500)。
【青山郁子】
毎日新聞 2007年3月21日