07/02/08 22:03:10
米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のバーナンキ議長は6日、米国内の経済格差を是正するために
労働や資本などの移動を制限するのは効果的ではないと述べた。
民主党が多数派を占める議会で保護主義圧力が強まるのを警戒し、米経済の柔軟性を維持
するよう求めた。
議長は所得格差などの拡大に懸念を表明しながらも「労働市場や資本市場の柔軟性を損ない、
国際的な貿易や投資に障壁を設ける政策は役に立たない」と指摘。
移民や外資の流入を規制するといった保護主義的な措置は米経済の活力をそぎ、国民全体の
生活水準を押し下げる恐れがあると警告した。
そのうえで「教育や訓練に焦点を当て、国民の職探しを支援するような政策が有効だ」と指摘。
初等・中等教育や職業訓練の拡充を通じて経済格差の是正に取り組むよう求めた。
米経済の現状認識や金融政策の運営方針には触れなかった。
ソース
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)
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URLﾘﾝｸ(www.worldtimes.co.jp)