07/02/03 20:45:02
吉野家ディー・アンド・シーは3日、郊外を中心にファミリー層向けの新型店舗を展開していく方針を明らか
にした。現在のカウンター席だと家族連れなどで利用しにくいとの顧客の声を踏まえ、新型店舗にはテーブ
ル席を設ける。オレンジ色の看板や店員の制服なども一新し、新しい顧客層の開拓を狙う。5月にもモデル
店舗をオープンする。
吉野家は、2007年2月期(06年3月~07年2月)には36店舗を新規出店する見込み。米国産牛肉の輸入
再開で牛丼販売が好調に推移していることもあり、08年2月期には出店数を前期の2倍程度に拡大する方針。
郊外に新設する店舗については大半がファミリー向け店舗になる見通しだ。
吉野家は、国内に約1000店の店舗を展開。それぞれの店では、牛丼だけでなく定食メニューなども扱ってい
る。同社は、以前のように牛丼専門店も復活させる方針だが、「米国産牛肉が自由に調達できず、牛丼の24時
間販売は今年夏以降にずれ込む見通し」(安部修仁社長)のため、ファミリー向けなど新しいタイプの店舗展開
を優先させることにした。
ファミリー向け店舗の展開に併せ、新規メニューの開発も進め、牛丼、豚丼に次ぐ定番メニューとして鶏肉を使用
したメニューも検討する。
ソース
nikkansports.com URLリンク(www.nikkansports.com)