07/01/16 16:34:15
三菱ふそうトラック・バスの大型トラックの前輪と車軸を結ぶ部品「ハブ」で破断や亀裂が相次いで見つかった問題で、
同社は近くハブのリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届ける方針を決めた。
95年以降に製造された大型トラックを中心に数万台が対象となる見通し。
設計段階での使用環境の想定が実態より甘く、強度に余裕が少なかったと判断したとみられる。
最終的な調査や対象車種、製造時期の絞り込みを進めている。
この型式のハブは04年のリコールでも従来品より強度が高い交換品として使われたが、
約3年で再びリコールを迫られた。リコール隠しや虚偽報告問題を教訓に
同社はリコールの判断方法や社内組織を大幅に見直しているものの、改めてメーカーの設計・製造能力が問われそうだ。
対象となるのは「F0」と「F2」と名付けられた型式の鉄製部品で
95年7月から05年まで大型トラックやバス計約15万台に装着された。
02年に横浜市で起きた前輪ハブの破断で外れたタイヤが直撃して母子が死傷した事故をきっかけにした
04年3月のリコール(同4、8月に追加リコール)では、以前のC、D、E型より強度が高いため、
約7万7千台を対象に交換品に使われた。
リコールはこのうち車重が重く、破断、亀裂が確認された25トン車を中心に数万台が対象となる見通し。
URLリンク(www.asahi.com)
関連
三菱ふそう、トラック部品にまた亀裂
URLリンク(www.nikkei.co.jp)