07/01/14 18:37:45
自宅にいながらにして少しぜいたくな味を楽しめる総菜の宅配サービスが、中高年層の人気を
集めている。量や味付けを自由に組み合わせられたり、有名ホテルのレストランの味を
届けてくれたり。素材や調理法にこだわったサービスが続々と登場している。
エビチリ(780円)、豚肉のフレンチマスタード煮(680円)…。
エムアウト(東京)のネット総菜宅配サービス「ウイッシュ・オン・ディッシュ」
(http://www.wishondish.com/)のホームページ上には
約70種類のメニューが並ぶ。値段は決して安くはないが、リピート率は4割を超える。
“売り”の一つが、出来合いの総菜にはない豊富なバリエーション。
例えば、チキンソテーはM、Lの2サイズで、肉の部位も指定できる。
けんちん汁に使うみその場合、関東米みそ、東海赤だしみそ、西京みそなど9種類から選べる。
メニューの数自体は約70品目だが、量や味付けによって約300通りの組み合わせが
可能という。
「外食や出来合いの総菜は、どうしても味が一種類に偏りがち。豊富な品ぞろえの中から、
好みの味を自由に選んでもらいたかった」とフードデザイン事業部長の塚松圭さんは話す。
食材と調味料をまとめて真空パックに詰め、70~80度の低温で加熱する。これにより、
うま味を逃さないうえ、冷蔵庫で2週間程度保存がきく。
電子レンジや湯煎で温める簡単な調理で食べられる。
当初想定していた客層は、20~30代の共働き夫婦や一人暮らしの男女だったという。
しかし、添加物や化学調味料を一切使わずに素材の良さを生かすこだわりが、中高年層
にも受け入れられた。
「素材感があり、味付けもやさしい」(60代女性)といった声が寄せられている。
「想像したより利用者の年齢層が高かった。健康を意識する中高年の方々は、既存の総菜の味
の濃さを気にしている」と塚松さん。
食の安全・安心に対する関心が高まるなか、肉や魚、野菜などの生鮮食材は、ホームページ上
で産地や生産者も公開している。
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