07/01/05 00:30:10
日本航空が国内線の不振を挽回(ばんかい)するため、2007年度中にも国内運航便
にファーストクラスを導入する方針を固めたことが4日、分かった。
ライバルの全日本空輸に、利益率の高いビジネス客を奪われる傾向が続いているため、
経営者などの要望が強いVIP席を設けて巻き返しを図る。
ファーストクラスの席数は1機当たり10程度に限定し、「国内線では最上級のサービス
や設備を提供する」(日航関係者)。
富裕層の消費が活発化していることも考慮し、通常運賃に3000-5000円程度を
上乗せしている全日空の上級座席をさらに上回る追加料金を設定する。
経営再建をかけ2月に発表する中期経営計画に国内線てこ入れの目玉として盛り込む。
日航は2004年6月に、普通運賃に1000円追加すればエコノミーより広い座席に座れる
「クラスJ」を導入。
飛行時間が短い国内線で、手軽に少しいいサービスを提供する戦略を打ち出した。
これに対抗し全日空は同年、3000-5000円程度の追加料金で、ゆったりした座席で、
便によっては高級料亭の弁当なども楽しめる「スーパーシートプレミアム」を導入。
日航よりも高級路線で対抗し話題を呼んだ。
ニュースソース
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