07/01/04 23:15:40
東京証券取引所は、ことし10月にも売買の監視や上場審査の部門を別会社として独立
させたうえで組織を持ち株会社方式に再編することにしており、再来年を目標とする
みずからの株式上場を前に、投資家の信頼を高められるかが問われることになります。
計画によりますと、東証はことし10月にも新たに持ち株会社を設立し、その下に、
株式の売買など市場の取り引きを運営して収益を上げる新会社と、不正な売買を監視
したり上場企業の審査を行ったりする独立した新会社の2つを置きます。
これは、収益部門と審査・監視の部門を明確に分離することによって、より厳格な
ルールの下で株式市場を運営する方針を打ち出したものです。
こうした組織再編のうえで、東証では再来年の平成21年を目標にみずからの株式上場を
果たし、システム投資のための巨額の資金調達や世界の証券取引所との資本提携などを
機動的に行えるよう、事業基盤を強化する計画です。
東証では今後、持ち株会社化に向けて経営陣の選定などの作業を急ぐ方針で、これまでの
大規模なシステムトラブルなども教訓に、新たな経営形態で投資家の信頼を高められるかが
問われることになります。
▽News Source NHK ONLINE 2007年01月04日04時33分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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▽東京証券取引所
URLリンク(www.tse.or.jp)
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