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(>>1の続き)
≪広告媒体の存在感≫
まさに5局は、年末年始をBSを視聴者にPRする好機と位置づけ今回の連携に踏み切ったわけ
だが、狙いはそれだけではない。BSフジの川口達也編成営業局長は「スポンサーにBSの媒体
価値をアピールする機会にもなる」と説明する。
スポンサーに売る「CM枠」は1000分程度にのぼる。五輪やサッカー・ワールドカップ
(W杯)に匹敵する大型セールス案件で、これまでに約60社のスポンサーが集まった。
BSのスポンサー数は地上波の4分の1以下と少ない。それだけに広告収入を基盤に無料放送を
行う5局とも、広告主のブランド戦略にプラスに働くBSの特性を認知させることは必須の課題だ。
各局の社長が自ら日本広告主協会に出向きキャンペーン内容を説明する動きからも、意欲のほどが
読み取れる。
03年度には161億円だったBS5局の広告収入は、普及数の拡大を背景に05年度は
212億円を確保。06年度は261億円となる見込みだ。
創業以来の経営難が続いてきた各局にも光が差し始め、BSフジとBSジャパンが06年度に初の
「上期黒字」を達成。
07年度には、5局そろって単年度黒字となる見通しだ。
キャンペーンは、この勢いを象徴する動きともいえる。
(さらに続きます)