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★「スタバは競争妨害」コーヒー店経営者が訴訟
・今年9月、コーヒーチェーン大手スターバックスが本拠を置くシアトル(ワシントン州)で、
「スターバックスの独占的な賃貸契約は中小コーヒー会社の経営を圧迫している」と
連邦地裁に訴えたペニー・スタフォードさんの裁判の行方が注目されている。
スタフォードさんは同州ベルビューでコーヒー店「ベルビー・コーヒー・アンド・ティー」を
経営。3年前、シアトルとベルビューの一等地で物件を探したが、スターバックスが大手
不動産と相場の2、3倍の賃料を支払う代わりに競合店を同じビルに入れない契約を
結んでおり、物件を見ることすらできず、「不当に競争を邪魔している」と主張している。
他州でも「スターバックスが入るからと店を追い出された」、「賃料が急騰して契約を更新
できなかった」などの不満の声が聞かれる。だが、スターバックスのように、競合する
ものを排除する賃貸契約を結ぶ企業は少なくない。ノースカロライナ大のダンドリュー・
チャイナット教授(法律)は「独占禁止法にはこうした行為への言及がなく、裁判は
厳しい」と語る。
シアトル中心部で現在半径3・2キロ以内にあるスターバックスの店舗数は59。世界には
1万2400店あり、今年の売り上げは78億ドル(約8970億円)。広報担当のサンジャ・
グールドさんはスタフォードさんの主張に対し、「不適切な営業はしていない。
スターバックスの成長とともに業界全体も成長しているはず」と述べている。
「嫌がらせの電話やメールも多いが、私は引き下がらない。リスクを負っても戦う」と
スタフォードさん。店の近くでは最近また新たにスターバックスがオープンした。
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