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今月20日、大津市の比良山系に「飛行機のようなものが墜落した」という目撃情報が寄せられ、
一時、警察などによる捜索が行われましたが、目撃されたのは、夕日に反射した飛行機と飛行機雲
だった可能性が出てきました。
びわ湖の西側にある大津市北部の比良山系の山中で、今月20日の午後5時ごろ、
「小さな飛行機のようなものが近くの山に落ちたのを目撃した」という情報が住民から寄せられ、
警察や消防が、付近を捜索しましたが、墜落の痕跡などは見つかりませんでした。
その後、隣の京都市の上空では、目撃されたのと同じ時間帯に、オレンジ色の点と後ろに長く伸びる
同じオレンジ色の2つの尾のようなものが、写真に撮影されていたことがわかりました。撮影したのは、
京都市左京区の久能木利武さん(72歳)で、この日、日本の上空を通過する予定だったスペースシャトル
の写真を撮ろうと思ってカメラを構えていたところ、偶然、撮影したということです。
オレンジ色の点は比良山系のある北東から南西に移動したということで、飛行機のようなものが目撃された
方向とほぼ一致しています。写真を撮影した久能木さんは「肉眼では写真よりもう少し赤く見え、かなり
速いスピードで動いて1分ほどでビルに隠れて見えなくなった。最初はスペースシャトルだと思った」と話しています。
この写真を見た岡山県の倉敷科学センターの石井元巳天文技師は「点と2つの尾は飛行機と飛行機雲が
夕日に反射したものと見られ、日没直後にはよく見られる現象だ」と話しており、目撃されたのは、夕日に
反射した飛行機と飛行機雲だった可能性が出てきました。
NHK大津支局
URLリンク(www.nhk.or.jp)