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台湾南部地震で国際通信に障害 国際ローミング不通に
26日夜に台湾で発生した地震の影響で、日本やアジア諸国などの間の国際通信に障害が発生し、
企業向けのデータ通信や海外通信会社との携帯電話の相互接続(国際ローミング)ができなくなっている。
台湾沖の海底ケーブルが損傷を受けたためで、通信各社は迂回(うかい)ルート確保など
復旧策を急いでいるが、完全復旧の見通しは立っていないという。
NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は27日、日本と台湾、シンガポール、インドネシアなどを
専用線などで結んでいる企業向けデータ通信サービス198回線が不通になったと発表。
KDDIも290回線、ソフトバンクテレコムも42回線が不通になった。
NTTドコモの携帯電話の国際ローミングサービスは台湾、シンガポールで使えなくなり、
中国、香港、インド、オーストラリアなど18の国・地域でも使えない可能性がある。
KDDI(au)やソフトバンクモバイルの同サービスでも同じ障害が起きているという。
一般の国際電話も回線の混雑で一部でつながりにくくなっていて、
国際フリーダイヤルや国際プリペイドカードもアジア諸国で利用できなくなっている。
インターネット接続も、一部でつながりにくくなったり、遅延が生じたりしている。
ロイターから株価情報の配信を受けているインターネット専業証券などにも影響が出た。
SBIイー・トレード証券、楽天証券は、午前中の取引から国内や外国株式などの株価情報更新が停止。
松井証券、マネックス証券では午前中から中国株の取引画面が
表示されにくくなったり、発注しにくくなったりする状況になっている。
朝日新聞 2006年12月27日20時14分
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