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赤字経営が続く三陸鉄道は、23日に運行を始めたこたつ列車内で、「三鉄赤字せんべい」の
販売を始めた。赤字解消の願いが込められた北リアス線の新顔せんべいは、「程よい甘さに、
青のりとゴマ風味が利いていておいしい」と好評だという。
米粉ではなく、小麦粉とバター、卵、アーモンド粉などを使い、海を感じるよう青のりを入れた
洋風せんべい。これと、ワカメ入りクッキー1枚のセットで、消費税込み価格は1袋300円。
製造しているのは、山田町川向町の菓子工房三石。経営する三石勝信さん(49)は川井村
出身で、東京の菓子店でチーフを務めた後、岩手に戻り、現在地に店を開いて4年目になる。
近所の知人から、「三鉄がイベント用の菓子を探している」と聞き、赤字せんべいを考案。
名前もその知人と考えて、売り込んだ。
三鉄によると、社内では当初、自虐的に聞こえる商品名に抵抗感があったが、「赤字を食って
やる、と思えばいい」と前向きに考え直した。
三石さんは「名前が認められてホッとしました。でも、黒字になったら買ってもらえなくなるかも」と
話している。
asahi.com:マイタウン岩手
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