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二十四日午後二時五十分ごろ、さいたま市桜区西堀の秋ケ瀬公園で、ゴルフ場従業員の
男性から「車の中で寝ている男女がいる」と浦和西署新開交番に通報があった。
同署員が駆け付けたところ、軽乗用車内で栃木県日光市に住む県立高校三年の
女子生徒(18)と川口市の無職男性(23)の二人が死亡していた。
車内後部の荷物置き場にしちりんと練炭の燃えかすが残っており、浦和西署は二人が
練炭自殺したとみて動機や二人の関係を調べている。
調べによると、女子生徒は後部座席に横たわっていて、男性は運転席に座った状態で
見つかった。遺書はなかった。車はレンタカーで男性名義で借りられていた。
発見時、車の鍵は掛けられていて、窓のすき間にテープが張ってあった。
遺体の状況から二十三日に自殺したとみられ、死因は一酸化炭素中毒とみられる。
女子生徒は二十二日午後、家族に「友達と遊びに行く」と言って家を出たという。
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