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★紙幣の94%にコカイン? スペインの麻薬問題
[マドリッド 24日 ロイター] コカイン使用率が世界で最も高い国の
ひとつといわれているスペイン。24日に発表された調査結果によれば、
国内で収集した紙幣の94%以上からコカインが検出されたそうだ。
スポーツジム、スーパーマーケット、薬局から収集された紙幣100枚が
調査の対象となった。現在、スペインでは市場に出回るコカインの量が増加し、
価格がどんどん安くなっている。
今月発表された政府の報告書によれば、コカインは現在1グラムあたり
60ユーロ(およそ9362円)、もしくは一回分5ユーロ(780円)で販売されており、
スペイン人の1.6%が常用しているとのことだ。1999年には0.9%だった。
警察機関は、コカインがヨーロッパで安く出回るようになったのは、
コロンビアの民兵組織および反乱軍が武器購入の資金に充てるため、
コカインの輸出に力を入れているからだと述べている。
スペインは密輸業者にとってヨーロッパへの主要な窓口となっている。
日刊紙『エル・ムンド』によれば、この調査を行ったのはサイラブ研究所という機関。
紙幣のうち何枚がコカインを吸うのに直接利用され、何枚が他の紙幣を介して
コカインを付着させたのかはわからないとのことだ。
REUTERS URLリンク(www.excite.co.jp)