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★エクアドル国債相場が急落-次期財務相がデフォルトの可能性示唆
12月22日(ブルームバーグ):南米エクアドルの国債相場は22日、2000 年の発行以来で
最大の下落を演じた。リカルド・パティニョ次期財務相が、同国の110億ドル(約1兆3030億円)の
債務について、アルゼンチンと同様の方式で再編を行う考えを示したことがきっかけ。
アルゼンチンは2001年に950億ドルのデフォルト(債務不履行)に陥った。
パティニョ次期財務相は21日、ラフェエル・コレア次期大統領の政権が来月、
国債保有者と会合を持ち、「アルゼンチンで起きたことと同様の」計画について
協議する考えを示した。この発言を受けて、指標の国債(表面利率10%、 2030年償還)
相場が急落した。
コレア次期大統領は21日、ベネズエラのチャベス大統領とカラカスで会談し、
社会計画への支出がより重要と判断すれば、デフォルトも「ためらわないだろう」と語った。
JPモルガン・チェースによると、30年償還国債の利回りは22日、184ベーシスポイント
(bp、1bp=0.01%)急上昇し13.32%となった。価格は額面1ドルにつき11.75セント
低下し76.25セントと、2000年の発行以来で最大の下落となった。
米ドル建てエクアドル国債1000万ドルを保証するクレジット・デフォルトスワップ
(CDS)の価格は22日、前日比35%急上昇し、95万ドルに跳ね上がった
(クレジット・マーケット・アナリシスのデータ)。
Bloomberg URLリンク(www.bloomberg.com)
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