06/12/23 13:38:15 0
ノロウイルスによる感染性胃腸炎の大流行を受け、食べ物を扱う催しなどを取りやめる動きが
道内で出てきた。歳末の恒例行事であるもちつきも自粛の対象となり、ウイルス感染への不安
の「連鎖」が広がっている。
札幌市消費者センターは二十二日、冬休みに予定していた子供向けの二つの料理講座を
中止した。「(開催の)一カ月前から、参加者の健康状態をチェックしたい」と協力企業から
求められ、「現実的に対応は無理」と判断した。
北広島市は「大もちつき会」を二十八日に開く予定だったが、「不特定多数の参加があり、
衛生管理の徹底が難しい」として取りやめた。留萌市内の保育所二カ所も、十二月上旬に
予定していたもちつきをやめた。
札幌市東区は、もちつきイベントの際の注意点として「もちをつくのはデモンストレーションにして、
実際に食べるもちは市販のものを」と呼びかけ中。名寄市モチ米生産組合などが二十一日に
旭川市内で行ったもちつき実演と試食会は、つきたてもちを配らず、事前に調理室で用意した
ものを食べてもらった。
また、室蘭市内の特別養護老人ホーム「みたらの杜(もり)」は、二十三日に予定していた
日本舞踊の市民グループによる慰問を延期。入院患者や職員らに感染者が出た市立小樽
病院付属の高等看護学院は、二十二日の学院祭を中止した。
ソース:北海道新聞
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