06/12/22 12:20:24 0
・裁判員制実施が近づいてきてることもあって、各地で模擬裁判が行われてるんです。
で、12月15日の朝日新聞朝刊1面に面白い記事が載ってたんです。内容は、ある架空の
事件を裁判員を含めて裁いたところ、東京地裁では懲役6年の有罪だったが、千葉地裁では
無罪だった、という記事。これは興味深いニュースだ。同じ事件を審理してこの結果だからね。
懲役の年数にバラつきが出るのは仕方ないとしても、有罪無罪という根本の部分で違いが
出てくるとは…。検察官としては、どこにスポットを当てて立証するかが裁判員制度のカギに
なってくるんだろうね。
でも、この記事でホントに面白いのは裁判官と裁判員の評議の結果。
東京地裁---裁判官(プロ)3人と裁判員(素人)4人が有罪。裁判員(素人)2人が無罪。
千葉地裁---裁判官(プロ)3人が有罪。裁判員(素人)6人が無罪。
どっちの裁判所でも、プロは全員有罪なんだよね。なんか面白い。ホントの裁判員制度では、
この結果は発表されないから、この記事は貴重ですね。
(抜粋)
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