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★「まるでヒトラー」 迷走続く教育再生に有識者委員反発
・安倍首相直属の教育再生会議が21日の総会で提示した第1次報告の原案には、教育委員会の
見直しや不適格教員の排除などの具体策がほとんど盛り込まれなかった。
有識者委員は「我々の意見が反映されていない」と猛反発。
「まるでヒトラーのようだ。事務局の案と私たちの言っていることが全然違う」
劇団四季の代表である浅利慶太氏は総会後、吐き捨てるように言い、首相官邸を後にした。
原案作成が、官僚中心の事務局の「独裁」で決められたとの受け止めで、不満が収まらない。
浅利氏ら17人いる有識者委員の一部と事務局が参加し、素案や原案を練り上げる運営
委員会では「あきれるくらいのスピードで教委を全面的に見直す」「文部科学省が用意する
教員免許更新の法案にストップをかける」との意見が相次いでいた。
しかし、教委については、素案にあった「教育委員に保護者代表を任命」「教育長は教職経験者に
偏らせない」などの具体策は、原案では姿を消し、「今後の検討課題」に。「学校再生」をテーマと
する分科会に出席した有識者委員の間では文科省の準備する免許更新制だけでは不十分との
意見が大半だったのに、不適格教員排除の具体策は盛り込まれなかった。
当初の素案に盛り込まれた「ゆとり教育の見直し」の文言も消えた。歴代文相・文科相の決定を
否定しかねないだけに事務局が配慮した。大半の委員が賛同した「教員の量の確保」も「予算の
裏付けがない」と事務局が難色を示した。
21日の総会は「百家争鳴」状態で、ワタミ社長の渡辺美樹氏は「我々が話し合ったことが
(原案で)触れられていない。会議を報道陣に公開し、そこで総理が判断するなら納得できる」
と首相に「直訴」。首相は「みなさまの意見をまとめるのは大変な作業だが、だんだん収束して
いくと思う」と、理解を求めざるを得なかった。(抜粋)
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※元ニューススレ
・【政治】 「全く不満!」「基礎を出すべき」 "ゆとり教育見直し"明記見送りなどで、ヤンキー先生も不満…教育再生会議
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