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>>1続き
☆日本の人口密度は中国よりはるかに高い
ご存じの通り、中国は人が多すぎて困っています。しかし、そんな中国の人口密度は、
日本よりはるかに低いのです。「日本には生活に適する地域が少ない」と解釈する
専門家が多いようですが、技術力と経済力を備えればインフラ整備が進み、住めない
土地も人間が住めるようになるケースが多いです。
戦前では今よりずっと人口が少なかったのに海外に移民させた日本ですが、なぜ戦後
にこれだけの人間を増やしても大丈夫なのでしょうか。それは明らかに経済力と技術力
のお陰です。このことは砂漠に国家を建設したイスラエルを見ても分かります。
しかし、日本の絶対面積は変わっていないのです。日本列島にもう十分に大勢な人々が
住んでいることは、通勤や居住など日々の生活の実感や、データなど定量面から見ても
分かることです。しかし、不思議なことに多くの人々が、人口増こそが日本にとって
重要だと考えてしまいます。
産業界の人は消費人口が減ると市場が萎むと危惧します。政治家と官僚は若い人が減る
と年金が足りないと心配します。有識者は人口が減ると日本人が居なくなると恐れます。
グローバル経済の恩恵を受けて大勢の人口を養えるようになった日本ですが、ゆっくり
した人口減にも怯える企業は日本の人口減を心配する前に自社のグローバル展開を心配
した方がいいと思います。
年金は若い人が増えないから問題になったのではなく無駄遣いとそれに起因する不加入
が原因です。人口を増やし続けることは老齢化対策の邪道です。増やした人もいずれ老人
となります。増やさなくても「老齢化」の後に必ず「正常化」や「若年化」がやってきます。
(一部抜粋)
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
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