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寝たきりの10歳女児が死亡
伏見で民家全焼、隣家一部も焼く
火事で屋根が抜け落ちた民家２階を調べる消防隊員（21日午後４時10分、京都市伏見区）
２１日午後３時ごろ、京都市伏見区深草東伊達町、看護師柴垣留美さん(43)方から出火、
木造２階建て延べ約６０平方メートルのうち、２階約３０平方メートルを全焼したほか、
両隣の民家の２階計約５０平方メートルを焼いた。柴垣さん方の２階にいた長女の真世さん
(10)が病院に運ばれたが、死亡が確認された。
伏見署や市消防局によると、真世さんは病気で寝たきり状態で、出火当時、家族３人は
外出していたという。真世さんが寝ていた部屋に置かれたストーブの周辺がよく燃えていると
いい、２２日朝から現場検証して原因を調べる。
煙に気付いて柴垣さんの長男(12)と一緒に現場に向かった同級生(12)は「（長男が）
『大切な妹がいるんや』と家に入ろうとしたが止められ、泣き崩れていた」と話していた。
近くに住む女性は「車がぶつかったような大きな音が聞こえ、家が揺れた」と話していた。
現場は国立病院機構京都医療センターから東約２００メートルの大岩街道に面した住宅街
京都新聞電子版
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